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浜田省吾 心に沁みる おすすめバラード10選

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浜田省吾といえば社会派ロックシンガーのイメージが強い一方で、ラブソングも名曲揃いであり、中でも省吾さんの深く優しい歌声とマッチするバラードは特におすすめです。

そこで、今回は省吾さんの楽曲の中でおすすめのバラードをまとめましたので、その魅力に浸り、お気に入りの一曲を見つけてみてください。

おすすめのバラード

丘の上の愛

1980年に発売されたアルバム「イルミネーション」に収録されていた楽曲であり、ファンの間でもと手間人気の高いバラードの1つです。

愛とお金」をテーマとており、金銭的な豊かさを追い求める女性と、その女性を追いかける学生の恋が描かれます。

愛が買えるなら」というフレーズで始まるサビでは、裕福な生活を夢見る彼女に対する学生である主人公の心情が謳われ、愛とは何か、お金とは何かについて考えさせられます。

タイトルにある「丘」は、アメリカ西海岸の高級住宅地をモデルとしており、高台に住む裕福な男性と貧しい学生である主人公が対比的に映し出され、女性への恋心に思い悩む主人公を通じて、自分にとって大切なものは何かを問いかけてくる名曲です。

丘の上の愛 歌詞の意味・魅力考察 浜田省吾

片想い

愛を眠らせて」と共に1978年に発売された浜田省吾6枚目のシングルであり、初期の楽曲を代表するバラードです。

タイトルの通り「片想い」をテーマにした曲であり、叶わない恋と知っていながらも側にいることを願い、忘れられない相手への想いに苦しみ、葛藤する主人公が描かれます。

少年の恋の歌のようでありながら、大人の女性が愛に悩む歌であるようにも感じられ、誰もが「これは自分の歌だ」と思える、聴く人の心に沁みる名曲です。

恋愛の悩み、失恋の傷、片想いの心情をリアルな歌詞に落とし込んでおり、恋愛に悩んでいる方に是非とも聞いてほしいバラードとなっています。

片想い 歌詞の意味・魅力考察 浜田省吾

もう一つの土曜日

1985年に「LONELY-愛という約束事-」と共に発売された浜田省吾18枚目のシングルです。

片想いをテーマとしており、別の誰かに想いを寄せる彼女に恋をしている主人公が描かれます。

彼女は別の誰かからの連絡を心待ちにしており、その人と共に過ごす束の間の週末を心の支えに日々を生きています。

しかし、それは必ずしも幸せな恋愛ではないことが示唆され、彼女をもっと大切にし幸せにできる自分の元に来てほしいと願う主人公の姿が静かなメロディと歌詞によってまるで一本の映画のように描かれます。

ファンの間でも特に人気の高いバラードであり、コブクロや福山雅治さんがカバーするなど、幅広いアーティストに影響を与えた名曲でもあります。

もう一つの土曜日 歌詞の意味・魅力考察 浜田省吾

君が人生の時

君が人生の時(Time of your life)」はタイトルを含め多くの解釈や聴く人それぞれの受け取り方ができる楽曲であり、詩的な表現や多くを語らない事により、幅広い意味合いを持たせている点が特徴であり、省吾さんらしさを強く感じられます。

仮に人生が思い通りにいかず辛く苦しい思いをしていても投げ出すべきではない。

上手くいくことや幸せと同様に辛い時間も人生の一部だから。

そして、その一部の積み重ねが明るく素晴らしい未来の人生へと繋がっているというメッセージを伝えており、人生において大切な事について考えさせられる名曲ですので、ぜひ一度聴いてみて下さい。

元々は1979年発表の曲ですが、近年省吾さんがリアレンジしており、こちらのver.もかなりオススメです。

初秋

人生における初秋とも言える40〜50代を迎えた主人公の視点から綴られる歌詞を通じ、愛する人との別れや悲しみ、人生における時間の使い方について様々なことを考えるきっかけをくれる名曲です。

誰しもがいつか向き合うこととなる「永遠の別れ」をテーマとしており、家族や恋人への愛、別れの悲しみや切なさ、それらと向き合い一瞬一瞬の時間を丁寧に生きる大切さと向き合う、哀愁の中に美しさのある楽曲となっています。

聴くたびに今日今この瞬間から1つ1つの出会いとその時々の時間を大切にしようと強く思わせてくれる名曲であり、年代問わず是非聴いてほしい一曲です。

陽のあたる場所

陽のあたる場所」は、1981年3月に発売された浜田省吾12枚目のシングルで、不倫をテーマにしたバラードであり、長年に渡りライブコンサートで演奏されるなどファンに愛されている名曲です。

不倫をテーマとするラブソングとしてのメッセージは勿論ですが、人生における夢や目的とも言える「陽のあたる場所」を見つけることの大切さや難しさといったことを伝えるバラードとして、様々な意味合いを感じることができます。

また、スティーヴィーワンダの名曲であり省吾さんのルーツでもある「A Place in the Sun」との繋がりやアルバムに収録されているライブ音源の特別なメッセージなど、多くの魅力に溢れた名曲です。

とらわれの貧しい心で

とらわれの貧しい心で」は1976年に発売された省吾さんのファーストアルバム「生まれたところを遠く離れて」のラストに収録されている楽曲で、省吾さんを語る上では外せない原点であり、省吾さんらしさが詰まった歌詞が魅力の名曲です。

メッセージ性を全面に押し出した内容であり、聴く人の心に深く語りかけてくる歌詞は何度でも聴きたくなります。

自分自身の人生や社会、この国と子供達の未来について今一度立ち止まって考えてみたいと思わせるメッセージに溢れており、時を経ても尚色褪せない省吾さんの洞察の深さや歌詞の魅力を感じさせてくれる一曲です。

MIDNIGHT FLIGHT ひとりぼっちのクリスマスイブ

1985年発売のウィンター・ソングのみで構成された省吾さん初の企画アルバム「CLUB SNOWBOUND」に収録され、その後30代の恋愛をテーマとしたセルフカバーアルバム「Wasted Tears」、1998年から2001年まで世紀を跨いで行われた「ON THE ROAD 2001」のDVD初回限定版、ベスト盤等に繰り返しアレンジされ収録されている、ファンからの根強い人気のある名曲です。

省吾さんのラブソングに特徴的なセンチメンタルな内容でありながら、歌詞に盛り込まれたストーリーと心理描写から、自分にとっての大切なものや大切な人と過ごす時間を大切にしよう、そう思わせてくれます。

センチメンタルなラブソングでありながら、聴き終わった後に自分の愛する人との時間を大切にしたいと思える、そんな素敵な歌詞とストーリーが魅力の一曲です。

NEW YEAR’S EVE

NEW YEAR’S EVE」は、1988年3月に発売された省吾さん11枚目のアルバム「FATHER’S SON」8曲目に収録されている楽曲であり、共に暮らした男女の別れをテーマとしています。

聴き手の人生経験や年齢によって多くの解釈ができる歌詞が魅力であり、男女どちらからの視点とも取れる深みのある歌詞と、2人の関係性の終わりをテーマとするラブソング/バラードである点、深く優しい声が合う歌詞がなんとも省吾さんらしい名曲です。

いつわりの日々

いつわりの日々」は、1979年5月に発表された省吾さん4枚目のアルバム「MIND SCREEN」の5曲目および、1983年発表の省吾さん初のセルフカバーアルバム「SAND CASTLE」4曲目に収録されている楽曲です。

結婚をして共に暮らすようになり、年月が経って当初と関係性が変わってしまった夫婦の様子を描くストーリーであり、共に暮らしている夫婦の心が離れていく過程や、出会った頃と変わってしまった互いの心をリアルに落とし込んだ歌詞は、特に同じような経験をしたことのある方に大きく響く内容となっています。

番外編 アルバム「SAND CASTLE」

SAND CASTLE」は1983年に発売された省吾さん初のセルフカバーアルバムであり、「20代の若い恋人達の甘く切ない恋の物語」をテーマとするバラードセレクションです。

かつて所属していたホリプロを離れ、個人事務所「ロード&スカイ」の設立後初めて発表したアルバムであり、ロックだけではない省吾さんのラブソング・バラードの魅力を存分に感じられる名盤となっています。

最後に

最後までお読み下さりありがとうございます。

数々の名曲を世に送り出してきた省吾さんの曲の中で、特にバラードのオススメを紹介してきましたがいかがでしょうか。

もちろん、バラードの名曲は他にもありますし、その他にも魅力的な歌が沢山ありますので、これからもその魅力と考察についてまとめていきたいと思います。

まとめて欲しい曲のリクエストなどありましたら、お問い合わせページからお気軽にご連絡下さい。

また、ご紹介した「片想い」や「陽のあたる場所」等が収録された省吾さんの武道館コンサートのBlu-rayも発売されましたので気になる方は是非その歌声を映像と共に聴いてみて下さい。

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胎教の時から浜田省吾を聴き続け、サングラスをかけて生まれた28歳。省吾さんの魅力を伝えるべくブログ執筆中。
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