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浜田省吾 コンサートで聴きたいおすすめ名曲10選

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浜田省吾の楽曲は社会派のロックやラブソング、バラード等多岐に渡ります。

そして、その曲のなかに必ず聴き手のその時々の気持ちに寄り添い、慰め、鼓舞し励ましてくれる楽曲があることが特徴です。

そのため、私はCDやストリーミングでいつでも自分の気分や心境に合わせ、心に響く楽曲を選んで聴くことができる点が省吾さんの魅力の一つだと考えています。

一方で、いつでも自分の気分や心境に合わせて曲を聴くことができる点は勿論素晴らしいですが、省吾さんの楽曲には、是非ともライブコンサートで生の歌声・演奏と共に聴いてほしいものが沢山あります。

実際にコンサート会場で他のファンと一体になって、又は大切な人や家族と聴くことによって感じられる素晴らしさが沢山あります。

実際のところ、全曲生歌と演奏で聴く方が良いのは言うまでもないですが、今回はその中からあえて私の独断と偏見で厳選した楽曲をご紹介していきます。

HELLO ROCK&ROLL CITY

HELLO ROCK&ROLL CITY」は、省吾さんのコンサートを語る上である種外せない名曲です。

1984年に発売されたアルバム「DOWN BY THE MAINSTREET」に収録された楽曲であり、学生時代の音楽との出会いのストーリーから始まる歌詞が特徴的で、省吾さんのコンサートでは必ずと言ってもいいほど歌われる定番曲です。

タイトルでありサビにも入っている「HELLO ROCK&ROLL CITY」の「ROCK&ROLL」部分をツアーを開催している都市名に変えて歌うことが通例であり、浜省のコンサートにやってきたと思わせてくれる曲となっています。

福岡なら「HELLO FUKUOKA CITY」広島なら「HELLO HIROSHIMA CITY」といった具合です。

こういった部分に、ファンを大切にし、長年コンサートを継続して行なっている省吾さんのサービス精神を感じることができ、個人的にとても大好きな曲です。

2023年のツアーコンサートでも演奏されるなど、ファンからの人気も高い定番となっています。

J.BOY

浜田省吾を語る上で欠かせない名曲である「J.BOY」も是非コンサートで聴いて欲しい楽曲の一つです。

高度経済成長期末期の日本の状況と将来の日本を憂いながらも、一人ひとりが理想を掲げ自分の生き様を見せつけて前に進むしか無い、という強烈なメッセージを放つ歌詞が魅力であり、1986年の発表から30年以上が経った現在においても尚色褪せることのない名曲です。

聴いた後に強烈に勇気づけられ、長年にわたって聴く人を惹きつけて離さない魅力に溢れています。

省吾さんを代表する楽曲であるだけに、生で聴くJ.BOYは圧巻で、演奏が始まった瞬間会場が揺れるほどの歓声が上がる

MONEY

MONEY」も先に紹介した「J.BOY」と同様、イントロの演奏が始まった時点でコンサート会場がどよめく程人気の名曲です。

バブル景気を目前とする1984年に発表され、資本主義に傾倒する社会とそこに生きる人の姿を強烈に描く歌詞が時代を超えて愛され続け、ファンのみならず幅広い年代のリスナーから支持されています。

敢えて「」を前面に押し出したロックナンバーは、他のアーティストの楽曲を含めても特徴的であり、唯一無二です。

エネルギーに溢れた一曲であり、コンサートで魂を揺さぶる演奏と省吾さんの生の歌声と共に是非聴いてほしい一曲です。

I am a father

曲名の通り「父親」をテーマとした楽曲であり、家族を守るために日々を生きる父親の姿が描かれ、全父親への応援歌となっています。

また、子供が親に思いを馳せ、親が子供に思いを馳せる等、双方向から「父親」について向き合うきっかけとなる名曲となっています。

父親の偉大さ、それを支える家族への愛、家族を守る覚悟が感じられ子供から大人まで胸に刺さる真っ直ぐな歌詞が魅力です。

特に、子供がいる親世代の方には、子供と一緒にコンサートで聴いてほしい一曲です。

きっと、家族の絆がより一層深まります。

日はまた昇る

日はまた昇る」は「人生」をテーマにした壮大な楽曲であり、1999年という世紀の変わり目を目前に発表されました。

美しく人生に対する深い洞察に溢れた歌詞は聴く人の心に刺さり、ファンの中でも人気が高くコンサートで歌われることも多い名曲です。

先のことが分からない以上、未来は明るいと信じ今を楽しんで生きることが大切であり、人生は最終的に何を成したかではなく、何かを成し遂げるために生きたその過程にこそ意味がある、というメッセージが歌詞に込められており、聞くたびに元気をもらえます。

特に、コンサート会場で聴くと、省吾さんの生の歌声と共に歌詞に込められたメッセージが深く心に響き、自分のそれまでの人生について考え、明日以降の人生について生きる活力をもらえます。

家路

家路」も「日はまた昇る」と同様人生をテーマとした名曲であり、孤独な人生の中で、自分の帰るべき場所や大切にしたいことを見つめ前に進む、という省吾さんのメッセージが心に響きます。

聴き手や聴くタイミングにより様々な解釈や感じ方ができる歌詞が魅力であり、実際にコンサートでその歌声と共に聴くと感動すること間違いなしです。

もう一つの土曜日

1985年に「LONELY-愛という約束事-」と共に発売された省吾さん18枚目のシングルです。

片想いをテーマとしており、別の誰かに想いを寄せる彼女に恋をしている主人公が描かれます。

彼女は別の誰かからの連絡を心待ちにしており、その人と共に過ごす束の間の週末を心の支えに日々を生きています。

しかし、それは必ずしも幸せな恋愛ではないことが示唆され、彼女をもっと大切にし幸せにできる自分の元に来てほしいと願う主人公の姿が静かなメロディと歌詞によってまるで一本の映画のように描かれます。

ファンの間でも特に人気の高いバラードであり、コブクロや福山雅治さんがカバーするなど、幅広いアーティストに影響を与えた名曲でもあります。

こちらも省吾さんの歌声とあまりにも相性がいい楽曲であり、是非ともコンサート会場に足を運び生でその歌声を聞いてほしい名曲です。

君が人生の時

君が人生の時(Time of your life)」は「君の人生の時」と同様の意味合いであり、瞬間瞬間の積み重ねが人生を作る、というメッセージを伝える名曲です。

タイトルを含め多くの解釈や聴く人それぞれの受け取り方ができる楽曲であり、詩的な表現や多くを語らない事により、幅広い意味合いを持たせている点が特徴であり、省吾さんらしさを感じられます。

多くの深いメッセージを持つだけに、やはり省吾さんの優しく心地よい歌声との相性も素晴らしく、ライブコンサートで実際の歌声と演奏と共に聴いて欲しい楽曲でもあります。

実際にコンサートで歌われることは稀ですが、その分生の歌声で聴いた時には感動すること間違いなしです。

近年では、2018年から2019年にかけて開催したファンクラブ限定コンサートにて歌われており、その時の音源を収録したCD/Blu-rayが発売されていますので、興味のある方は是非一度聴いて頂きたいです。

終わりなき疾走

終わりなき疾走」は、1980年に発売された浜田省吾6枚目のアルバム「Home Bound」に収録されている楽曲であり、音楽で成功しスターとなった主人公が挫折や裏切りを経験し、辛い現実に立ち向かい、自分にとって本当に大切な愛と夢を追い求めるストーリーが魅力の名曲です。

1976年のデビュー以降、自らの求める音楽と周囲の期待が乖離し辛い時期を過ごした省吾さんと重なる部分と、そこから脱却し信じた道を進むという強いメッセージが魅力であり、そこからファンの中で「第二のデビュー曲」として知られている名曲です。

特に、コンサートにおいてはオーディエンスとのコールアンドレスポンスが定番となっており、会場全体が拳を突き上げて盛り上がる程人気の定番曲となっています。

ラストショー

ラストショー」は、1981年に発売された省吾さん13曲目のシングルで、同年に発売された7枚目のアルバム「愛の世代の前に」7曲目に収録されています。

ファンの間での人気はかなり高く、コンサートでも終盤に歌われることの多い名曲です。

恋愛と失恋をテーマとしており、情景が目に浮かぶような歌詞とまるで映画のようなそのストーリーが魅力です。

歌詞の内容や演奏や言葉選びの一つ一つに省吾さんらしさが詰まっており、特にコンサートで会場と一体となってその世界に浸ってほしい一曲です。

会場で一体となってサビで手を振るムーブも定番であり、省吾さんのコンサートをより一層楽しめること間違いなしです。

最後に

最後までお読み下さりありがとうございます。

今回はコンサートで聴きたい楽曲とそのポイントに絞って私の個人的な好みを踏まえてその一部をご紹介しました。

読んで頂いた方の中に、省吾さんの実際の歌声と音楽を直に感じられるコンサートに興味を持つ方が少しでもいれば嬉しいです。

省吾さんの魅力やコンサート情報は以下エントリにもまとめていますので、良ければ合わせてご覧になって下さい。

ABOUT ME
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胎教の時から浜田省吾を聴き続け、サングラスをかけて生まれた28歳。省吾さんの魅力を伝えるべくブログ執筆中。
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