若手必見!接待やスナックでも大活躍する【上司のタイプ別】浜田省吾おすすめカラオケ名曲・ランキング
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はじめに:接待カラオケの「選曲力」で周囲と差をつける
接待の場でのカラオケは、単なる余興ではありません。
ビジネスシーンにおけるカラオケは、相手の好みに合わせた選曲センスや気配り力が求められます。
特に、昭和~平成に青春を送った世代の上司には、心に響く歌や懐かしい名曲を選ぶことで大きな信頼を得られることもあります。
そんな中、浜田省吾さんの楽曲は幅広い世代に愛されており、特に50代以上の方のいる接待や飲みの場で一緒に盛り上がることができる名曲が多数あります。
とはいえ、1970年代から活躍しており楽曲も多岐に渡るため、周囲の好みや年代や知識によって選ぶべき楽曲は異なります。
そこで本記事では、ファンの目線から、上司のタイプ別に浜田省吾さんの楽曲をピックアップし、場の雰囲気を盛り上げる方法を具体的にご紹介します。
この記事を参考にすれば、カラオケの場で「気の利く若手」として一目置かれること間違いなしです。
1. 浜田省吾という存在:世代を超える魅力
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浜田省吾さんは、1970年代後半から活躍を続けるシンガーソングライターで、ロックやポップス、バラードを通じて日本の音楽シーンをリードしてきました。
その歌詞には社会的なメッセージ、青春時代の記憶、大人の恋愛観、深い人生哲学などが凝縮されており、聴く人の心を掴んで離しません。
浜田省吾さんの楽曲は、世代や性別を問わず多くの人に親しまれています。
そのため、特に50代以上の上司やスナックなどにおけるカラオケの選曲としても非常におすすめできるアーティストです。
一方、「ファンでなくても世代的に知っている楽曲」と「ファンならば必ず押さえている楽曲」が分かれていたり、バラードやロックなど、その場の雰囲気や求める曲調、一緒に盛り上がることができるかどうか、という点など考慮すべき点も多くあります。
2. 接待カラオケの成功の鍵:「上司のタイプ」を見極める
接待の場でのカラオケ選曲は、「相手のタイプ」を把握することが重要です。
特に上司がどのような趣味嗜好を持っているかを掴めれば、適切な曲選びが可能になります。
以下では、4つのタイプ別に、それぞれに該当する方とカラオケに行く際の最適な楽曲をご紹介します。
【タイプ1】1980年代〜1990年代に社会人になった方
1980年代〜1990年代に社会人になった方は、青春時代や若手時代に、リアルタイムで省吾さんの楽曲に触れている世代です。
また、「J.BOY」や「悲しみは雪のように」など、一般的な知名度のある名曲が多く生まれた時期でもあるため、この時代を象徴する省吾さんの名曲で一緒に盛り上がることができる可能性大です。
おすすめロック
MONEY
「MONEY」は、浜田省吾を代表する名曲の一つで、力強いサウンドと社会的なメッセージが込められた歌詞が特徴的です。
「金がすべて」というメッセージは80年代の資本主義に傾倒する社会らしさと、仕事に挑むビジネスパーソンの背中を押すような力強さがあります。
ノリがよく、カラオケでも盛り上がる一曲です。
J.BOY
「J.BOY」は、1986年9月4日発表の浜田省吾10枚目のアルバム「J.BOY」を代表する名曲です。
J.BOYとは「Japanese BOY」の略で、JリーグもJRも無い時代に、J〇〇という造語を作った初の事例とされています。
浜田省吾さんの楽曲の中でも特に知名度が高く盛り上がるため、ぜひ選んで欲しい一曲です。
おすすめバラード
悲しみは雪のように
「悲しみは雪のように」は、「浜田省吾の代表曲」として真っ先に挙げる方が多い、世間的に最も知名度のある名曲です。
特徴的なイントロと、降り積もる雪を悲しみに例える歌詞とメッセージが印象的な楽曲で、カラオケでも常に上位にランクインする、真っ先に押さえておきたいおすすめのバラードです。
もう一つの土曜日
「もう一つの土曜日」も、「悲しみは雪のように」と同様に一般的な知名度と人気のある名曲です。
片思いで切ない恋愛をテーマにした楽曲で、コブクロや福山雅治など、多くのアーティストにカバーされているため、若い世代でも知っている方も多い印象です。
しっとりした楽曲を選びたい時におすすめです。
【タイプ2】1980年代〜1990年代に社会人になった方で、当時の省吾さんファン
【タイプ1】と同年代かつ、当時の省吾さんの楽曲をよく聴いていた(又はよく聴いている)ファンの方には、もう一歩踏み込んだ選曲をお勧めします。
おすすめロック
終わりなき疾走
「終わりなき疾走」は1980年に発売された6枚目のアルバム「Home Bound」に収録されている楽曲であり、音楽で成功しスターとなった主人公の夢と挫折と葛藤をテーマとする名曲です。
コンサートにおいてオーディエンスとのコールアンドレスポンスが定番となっており、会場全体が拳を突き上げて盛り上がる程人気の定番曲となっています。
おすすめバラード
ラストショー
「ラストショー」は、青年期の恋愛と失恋をテーマとしており、ファンの間での人気はかなり高く、コンサートでも終盤に歌われることの多い名曲です。
サビ部分で手を振る仕草はコンサートで定番化しているなど、長年愛されています。
浜田省吾さんを好きな上司との飲み会の締めや中盤〜後半にかけての曲として選んでいただきたい一曲です。
【タイプ3】2000年代以降の省吾さんの楽曲を知っており、家族のある方
これまで、1980年〜1990年代の名曲や定番曲を中心にご紹介してきましたが、2000年以降から現在に至るまでの間にも継続的に音楽活動をしており、数々の名曲が存在します。
そのため、2000年以降に社会人となった世代の方でも、ファンであったり、思い入れのある楽曲がある方も多くいます。
また、親からその魅力を教えてもらった方も多い印象をうけます。
おすすめロック
I am a father
「I am a father」は、2005年7月6日に発売された浜田省吾の16枚目のアルバム「My First Love」に収録されている楽曲です。
家族を守るために日々を生きる父親をテーマとしており、全父親への応援歌とも言える名曲です。
子供が親に思いを馳せ、親が子供に思いを馳せる等、双方向から「父親」について向き合うきっかけとなる歌詞が魅力であり、特にお子さんのいる上司には刺さる歌詞で、この曲を好きな方も多くいます。
楽曲のイントロや中盤に入る英語のコーラス部分も歌えるとポイントupすること間違いなしです。
おすすめバラード
夢のつづき
「夢のつづき」は、2015年1月14日に発売された浜田省吾3枚目のミニアルバム「Dream Catcher」および17枚目のアルバム「Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター」に収録されている楽曲。
2015年に公開された、マスターズ甲子園をテーマとする映画「アゲイン 28年目の甲子園」の主題歌であり、「I am a father」から時が経ち、子供が成長した父親と家族をテーマとしています。
家族のために働いている方や、子供を育て上げたことのある方に特に刺さる歌詞が魅力で、静かに歌い上げて欲しい名曲です。
【タイプ4】年代関係なし、往年の省吾さんファン
最後に、世代や年代に関係なく、往年の省吾さんファンとのカラオケの場合についておすすめの楽曲をご紹介します。
これまでの基本的な名曲を押さえた上で、年代を問わずファンの心に刺さる選曲としているため、相手がファンであれば一気に距離が近づくことと思います。
おすすめロック
愛の世代の前に
「愛の世代の前に」は、1981年の9月に発表された省吾さん7枚目のアルバムの表題曲であり、”社会派”と呼ばれる省吾さんを代表する名曲。
印象的でハードなギターリフのイントロから始まる、80年代のロックシンガーとしての浜田省吾さんの方向性を決定づけたと言っても過言ではない、力強い名曲です。
必ずしも一般的な知名度があるわけではありませんが、ファンであれば盛り上がること間違いなしの選曲です。
ON THE ROAD
「ON THE ROAD」は、1982年2月発売のアルバム「ON THE ROAD」の表題曲。
また、「ON THE ROAD」は浜田省吾さんの代名詞でもあるコンサートツアーのタイトルに採用されるなど、浜田省吾さんを語る上で外せない名曲です。
省吾さんファンの方であれば、選曲した時点で一緒に盛り上がれること間違いなしです。
詩人の鐘
「詩人の鐘」は、1990年6月21日発表の浜田省吾12枚目のアルバム「誰がために鐘は鳴る」に収録されている、90年代を象徴するロックナンバー。
詩的な歌詞と社会派なメッセージを持つロックナンバーで、ファンから根強い人気があり、浜田省吾さんらしさを感じられる一曲です。
近年、ライブコンサートで演奏される機会も増えており、改めて注目されています。
おすすめバラード
19のままさ
「19のままさ」は1986年発売のアルバム「J.BOY」収録曲であり、19歳の頃の恋愛をテーマとした、予備校で出逢った男女の出会いから別れまでのストーリーが綴られるセンチメンタルな名曲です。
リアルタイムで聴いていた世代や、似たような経験をしたことのあるファンには特に刺さる歌詞であり、若い頃を思い出させる魅力の詰まった一曲です。
路地裏の少年
「路地裏の少年」は、省吾さんのデビューアルバム「生まれたところを遠く離れて」の1曲目であり、アルバム発売と同時にシングルとして発売された省吾さんを語る上で外せない名曲です。
省吾さんが駆け出しのミュージシャンだった頃をそのまま歌にしたような歌詞が魅力であり、ファンであればイントロの時点で目頭が熱くなる選曲です。
3. カラオケで成功するコツ
カラオケで成功するためには、単に曲を選ぶだけでなく、相手への配慮や歌い方、場の空気の読み方など、全方位的な気遣いが求められます。
以下では、接待カラオケを成功に導くための具体的なコツを深掘りして解説します。
3-1. 曲の選び方に「ストーリー性」を持たせる
上司に好まれそうな楽曲を選ぶだけでなく、歌う順番や内容にストーリー性を持たせることで、ホスピタリティや親近感与えることができます。
ロック→バラードといった曲調や、年代順、2章でご紹介したファンとしての度合いによる選挙など、「ストーリー性」や「自分なりの選曲軸」を明確にしましょう。
ストーリー性を意識することで、単なる「歌う人」から「空気を作る人」へと格上げされます。
3-2. 「無理に歌わない」選択肢を持つ
自信がない場合は、上司に「歌ってほしい」とお願いするのも一つの手です。
相手に主導権を渡すことで、場の雰囲気を壊さずに進められます。
3-3. 歌う際のポイント
歌詞の意味を理解して感情を込めて歌うことが大切です。
適当に歌うのではなく、一生懸命さを見せることで、周囲からの評価も上がる上に、浜田省吾さんの楽曲はいずれもその歌詞のメッセージ性が大きな魅力であるため、丁寧に歌うことをおすすめします。
3-4.適切な音量とテンションで歌う
浜田省吾さんの楽曲を歌う際、過度なアレンジは不要です。
広い世代に長年支持されている楽曲は特に、あくまで原曲に忠実に相手が心地よく聴ける音量で歌うことが重要です。
youtubeのオフィシャルチャンネルや各種サブスクにも楽曲がありますので、繰り返し原曲を聴き、その雰囲気や間を含めて知ることから始めてみて下さい。
4. 「若手が詳しくないからこそ、詳しい若手は重宝される」という視点
上司や歳上の方とのカラオケの場では、相手の世代に寄り添う選曲センスや、懐かしさを共有できるスキルが求められますが、特に、浜田省吾さんのようなアーティストについての知識や歌唱力を持つ若手は非常に貴重です。
なぜなら、こうしたアーティストの楽曲は若い世代にとって「馴染みが薄い」場合が多く、それゆえに詳しい若手は「気が利く」「教養がある」として一目置かれるからです。
4-1. 若手が詳しくない=「意外性」で上司に刺さる
浜田省吾は50~60代の上司世代にとって青春時代を象徴するアーティストであり、その楽曲は懐かしさや思い出と深く結びついています。
しかし、20~30代の若手にとってはリアルタイムで聴いた経験がないことがほとんどです。
そのため、若手のカラオケ選曲は最新のJ-POPや流行りの曲に偏ることが多く、「上司世代に合わせた選曲」という意識が薄れがちです。
ここであえて浜田省吾に詳しい若手が登場すると、上司にとっての「意外性」と「感心」を同時に与えることができます。
また、上司世代にとって浜田省吾さんの楽曲は「同世代の象徴」であり、若手がそれを知っているだけで驚きとともに喜んでもらえることと思います。
「自分たちの時代を尊重してくれている」という満足感
上司世代にとって、自分たちの青春時代の音楽や文化に興味を持ってもらえることは「世代を超えた理解」として高く評価されます。
若手が浜田省吾の楽曲を歌う姿勢は、単なる「カラオケ」以上に、世代間の橋渡しとなる行動とも言えます。
4-2. 「教養」として評価される若手の姿勢
接待の場において、単に楽曲を知っているだけではなく、その背景やアーティストの歴史に対する理解を持っていることは、ファンからすると親近感が湧く上に、距離がぐっと近づきます。
浜田省吾さんの楽曲は、その時代の社会情勢や文化的背景と密接に結びついています。
たとえば、「MONEY」や「J.BOY」にはバブル時代の経済観や空気感が反映されており、「悲しみは雪のように」には省吾さんの母親とのエピソードが背景にあり、90年代にはドラマ主題歌として一世を風靡した経緯があります。
上司世代に限らず、スナックのママや他の年配のお客様にも「教養のある若手」として好印象を与えることができます。
これにより、単なるカラオケの場を越えた「信頼の積み重ね」にもつながるチャンスが増えます。
4-3. 「準備の良さ」で差をつける
カラオケに備えて浜田省吾の楽曲をあらかじめ練習しておく姿勢は、それだけで真剣な取り組みを示します。
こうした「事前準備」の有無は、その場だけでなく人間性や仕事など、多岐にわたる全体の評価に直結する要素です。
また筆者個人としては、入り口はどうであっても、準備をする中で実際に楽曲に触れ、省吾さんの名曲とその魅力を知る人が少しでも増えてくれることを願っています。
まとめ
若手が浜田省吾さんをはじめとする上司世代の楽曲に詳しいことは、それだけで大きな差別化ポイントになります。
最も大切なのは相手の趣味嗜好をしっかり理解し、場の空気を読みながら選曲することです。
「意外性」「教養」「世代を超えた共感」を武器にすることで、カラオケの場で一目置かれる存在となり、仕事の場面でも信頼を勝ち取るきっかけを作ることができます。
気になった名曲がありましたら、是非沢山聴いてカラオケを練習して、その歌詞と音楽に浸ってみて下さい。