アジアの風 青空 祈り part-3 祈り 歌詞の意味・魅力考察 浜田省吾
アジアの風 青空 祈り part-3 祈り
「アジアの風 青空 祈り」は浜田省吾17枚目のアルバム「Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター」14-16曲目に収録されている楽曲です。
タイトルから分かる通り「アジアの風 青空 祈り」の3曲で構成されており、クラシックの楽章に倣った構成となっています。
J-POPとしては珍しい構成であり、それぞれの楽曲が異なる音楽性とメッセージを持っています。
「音楽とは個人的な祈りのようなもの」と話す省吾さんらしさが凝縮された名曲となっており、これぞ浜田省吾だと感じたファンの方も少なくないと思います。
省吾さん自身は当初この3曲を限定盤などにのみ収録しようと考えていたそうですが、周囲の強い要望もありアルバムに収録する運びとなったそうです。
それだけ強く心に響くメッセージを持った楽曲であり、多くの方に知ってほしいため今回記事をまとめました。
「アジアの風 青空 祈り part-3 祈り」のテーマは正に祈りであり、この国の平和や世界の未来への祈りが込められています。
ピアノによる演奏と優しい省吾さんの歌声がマッチし、静かに心に響く楽曲となっています。
歌詞概要
https://www.uta-net.com/song/185012/
「アジアの風 青空 祈り part-3 祈り」では、多くの悲しみや葛藤を乗り越えた先にある、愛する人との静かな生活の大切さや愛おしさをテーマとしています。
不安は尽きず、悲しみや葛藤はそこらじゅうにあり、いつ平和な生活が脅かされる日が来るか、それは誰にも分かりません。
そして、多くの悲しみや葛藤を乗り越えてそれぞれの人が日々を生きています。
だからこそ、平穏で静かな生活が続くことの価値やそこに対する祈りをメッセージに落とし込んでいる歌詞が胸に響きます。
命の炎が消えてしまうその日まで、日々を大切に愛する人との時間を共に過ごそう、そう思わせてくれる歌詞です。
日々意識することのない愛する人との別れや物事の終わりを予感させる歌詞は、限りある人生の一瞬一瞬を大切に生きよう、そう思わせてくれる点が魅力です。
別れの辛さや悲しみを知りながら、別れの瞬間が目前に迫った時、笑顔でいることができるように、別れた後に寂しさや悲しみで押しつぶされてしまわないように、限りある時間で沢山の愛を注ぎ、後悔のないよう生きようというメッセージは、別れと人生をテーマとした名曲である「初秋」と通じるものを感じます。
歌詞の魅力考察
「アジアの風 青空 祈り part-3 祈り」には、この国や世界が平和であり続け、明るい未来が訪れることへの省吾さんの祈りのメッセージが込められています。
「part-2 青空」とは打って変わって静かに語りかけるように歌う省吾さんの歌声からは優しさや安心感を感じます。
どうかこの世界が明日からも平和であるように、そう願わずにはいられない内容となっています。
「アジアの風 青空 祈り」は3曲で1つの楽曲となっており、その全てを通じて平和や明るい未来への願いが込められています。
それぞれが違う表情を持ちながら、それぞれが聴き手の心に深く響くメッセージを持っており、是非とも3曲通して聞いてほしい名曲となっています。
最後に
最後までお読み下さりありがとうございます。
「アジアの風 青空 祈り part-3 祈り」は省吾さんの平和への想いや愛する人との暮らしや時間の尊さが伝わってくる楽曲であり、「part-2」から打って変わって静かなピアノに乗せて紡がれる言葉は心に響きます。
省吾さんのファンは勿論、これからファンになる方にも長年にわたって聴き続けて欲しいメッセージに溢れていますので、「part-1 風」「part-2 青空」と合わせて是非聴いてみて下さい。